金曜日, 1月 06, 2012

北欧からの人気旅行先


Gran Canaria

クリスマスから年明けにかけて、北欧からたくさんの旅行者が世界各地へ太陽を求めて旅に出た。スウェーデンの旅行業界誌 Travel News が、チャーター旅行を扱っている Appollo が昨年同期比で36%増、Ving や Fitidsresor も記録的な売上をあげたと報じている。北欧通貨が比較的強いことも要因している。

北欧人に人気の旅行先としては、カナリア諸島マヨルカ島クレタ島キプロスロードス島、タイ、メキシコ、ケニヤなどである。DN紙によると、クリスマスのチャーター先トップ5は、カナリア諸島、タイ、エジプト、ガンビア、カーボべルデであった。

カナリア諸島は北欧だけでなくドイツや英国、その他のヨーロッパ諸国から多くの観光客を惹きつけている、いわば日本人にとってのハワイのような人気旅行先である。カナリア諸島は大西洋に浮かぶ7つの島からなるスペイン領の群島で、北欧人に人気があるのはその中でもテネリフェ島とグラン・カナリア島である。現地にリゾートマンションや住宅を購入して住んでいる人、休みごとに通っている人たちもたくさんいる。現地のスウェーデン語無料タブロイド紙、DagNatt に旅行者統計が出ていたので一部抜粋してみた。

国名      2011年1月~10月までの旅行者数(カナリア諸島全体)
英国               3,076,713
ドイツ             2,191,887
オランダ            347,321
ノルウェー         313,591
スウェーデン     302,687
アイルランド      355,001
ベルギー           297,053
フィンランド       174,825
デンマーク        243,106
イタリア             261,703
合計               8,450,230

チャーター便を利用して全食事付きで子供連れ家族向けパッケージを選べば、安く長く気楽に滞在できるとあって、昔一時流行っていた(地中海クラブスタイルの)フルペンション付きリゾートホテル滞在型の人気が戻っている。

関連リンク
On vacation
休暇の過ごし方- ラジオの長寿番組
スウェーデンの地域航空路
スウェーデンの地域航空路2


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