Gran Canaria
クリスマスから年明けにかけて、北欧からたくさんの旅行者が世界各地へ太陽を求めて旅に出た。スウェーデンの旅行業界誌 Travel News が、チャーター旅行を扱っている Appollo が昨年同期比で36%増、Ving や Fitidsresor も記録的な売上をあげたと報じている。北欧通貨が比較的強いことも要因している。
北欧人に人気の旅行先としては、カナリア諸島、マヨルカ島、クレタ島、キプロス、ロードス島、タイ、メキシコ、ケニヤなどである。DN紙によると、クリスマスのチャーター先トップ5は、カナリア諸島、タイ、エジプト、ガンビア、カーボべルデであった。
カナリア諸島は北欧だけでなくドイツや英国、その他のヨーロッパ諸国から多くの観光客を惹きつけている、いわば日本人にとってのハワイのような人気旅行先である。カナリア諸島は大西洋に浮かぶ7つの島からなるスペイン領の群島で、北欧人に人気があるのはその中でもテネリフェ島とグラン・カナリア島である。現地にリゾートマンションや住宅を購入して住んでいる人、休みごとに通っている人たちもたくさんいる。現地のスウェーデン語無料タブロイド紙、DagNatt に旅行者統計が出ていたので一部抜粋してみた。
国名 2011年1月~10月までの旅行者数(カナリア諸島全体)
英国 3,076,713
ドイツ 2,191,887
オランダ 347,321
ノルウェー 313,591
スウェーデン 302,687
アイルランド 355,001
ベルギー 297,053
フィンランド 174,825
デンマーク 243,106
イタリア 261,703
合計 8,450,230
チャーター便を利用して全食事付きで子供連れ家族向けパッケージを選べば、安く長く気楽に滞在できるとあって、昔一時流行っていた(地中海クラブスタイルの)フルペンション付きリゾートホテル滞在型の人気が戻っている。
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On vacation
休暇の過ごし方- ラジオの長寿番組
スウェーデンの地域航空路
スウェーデンの地域航空路2
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